社長の小池です。

LIXIL社　恒例の「Good Livingフォーラム2017」(in金沢)に行ってきました。

LIXIL社は、2011年にサッシ系のメーカー「トステム」「新日軽」、水周り系のメーカー「INAX」「サンウェーブ」などの会社が統合して出来た総合住宅メーカーです。

2017年3月期の売上は、1兆7864億円という日本でも最大級の売上を誇る建材会社と言えます。

Good Livingフォーラムは今年で3年目となります。業界の動向やこれからの方向性等　様々な角度から我々住宅業者に色々な示唆を与えてくれるフィーラムで、私自身毎年楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年のフォーラムの副題に「室温バリアーフリー　ちょう℃いい暮らし」と付いていましたが、展示はZEH住宅の対象商品オンパレードでした。

下記はフォーラム会場の展示物スペースの状況です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経済産業省は、ZEH住宅の普及に向け2016年(平成28年）から2020年(平成32年）の5年間のロードマップを作成しています。

その5年間、お施主様がZEH住宅を取得しやすいように、ZEH住宅取得の補助金制度が昨年から導入されています。

一方、我々住宅業者にもZEH住宅の取組みを進める為、昨年ZEHビルダー登録制度を導入し、5年間の建築目標を設定しホームページに進捗状況の公表を義務づけています。

セロエネルギーハウス（ZEH住宅）は、様々なグレードがありますが、基本はエネルギーの地産地消を目指すもので、それには、住宅の性能を数値化する必要があります。

このZEH住宅の設計的レベルと建築上の技術面が大変高いレベルにあり、そのサポートをLIXIL社が目指すというお話がありましたが、

当社においては、既にそのような技術的レベルは達成済みであり、今はどのメーカー・どの商品を組み合わせると、性能的にもコストパフォーマンスからもベストの選択なのか、社内で様々な検討をしている所です。当社は、業界でも先に走っているという優越感を感じた瞬間でした！！！

尚、下記のデータは、北陸3県のZEHビルダーのZEH住宅取組み状況です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北陸3県ZEHビルダー登録件数　　224社

ZEH住宅実績有り　　　　　　　　65社

ZEH住宅実績無し　　　　　　　　112社

ZEH住宅実績報告無し　　　　　　47社

 

この数字を見る限り、①まだZEH住宅が市民権を得ていない　　②ビルダーの温度差　　　③技術力・提案力の2極化　　等を感じました。

 

当社では、昨年11月に発表した山室ZEHモデルに引き継ぎ、今年8月には経堂新ZEHモデルを発表いたします。

どうぞ、ZEHにかんする質問・疑問等がありましたら、当社にどんどんお願いします。

又、1時間ほどの簡単なZEH勉強会も出来ます。

 

宜しくお願い申し上げます。