”畳”を知らない子どもたち
2025.03.08
設計の前田です。
今年の冬は、予報通りの大雪でしたね。
つい先日まで、建築予定地の敷地の様子を見に行っても雪でわからない・・・といった状況でしたが、
3月に入り、ようやく周辺の雪の山も小さくなってきました。富山も春までもう少し、といったところでしょうか。
スキー・スノボが趣味の前田は大雪の中、白馬へスキーに行き民宿に宿泊しました。
その時、6歳の娘が『この”ゴザ”みたいな床の部屋いいね~』と言いうのでビックリ!
まさか”ゴザ”は知っているのに”畳”を知らないとは!!
確かに、つい10年ほど前までプランの聞き取りをする時、和室は8帖まで必要か6帖にするか・・・と言っていたのが
四畳半になり、現在は和室は必要ですか?畳コーナーにします?もしくは畳コーナーも不要で。
という具合に、近年の価格高騰により、富山の住宅事情もこのように変わってきました。
写真は6帖和室のおうちと、近年多い畳コーナーです。
畳も、カラフルな和紙畳を使う事が多く、畳縁のあるイグサの畳は最近少なくなっています。
また、子どもの写真撮影で写真館に行った時の事
あやす時に子どもの好きなピカピカブー(NHK Eテレでやっているテレビ番組の歌です)を歌ったのですが
写真館の方が『そういえば最近ピカピカブーとか知らない方がいるんです、子どもたちに鉄板だと思っていたのに・・・』と。
テレビを置かず、タブレットでYouTubeっておうちもだんだんと増えていますよね。
近年の住宅事情を実感した、二つの出来事でした。
ライフスタイルも十人十色、そして日々変化しています。
設計の前にお客様のご要望をお聞きしますが、その際には遠慮なさらず色々なことをお聞かせくださいませ。
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