最近 良く聞く味覚障害はコロナ以外でも・・・

2021.02.28

社長の小池です。

 

新型コロナウィルス感染症の症状として、「味覚障害」が注目されています。

ところが、この味覚障害 コロナ以外でも栄養不足や脳梗塞、肝障害、認知症などの症状によっても起きるそうです。

2月27日付けの「日本経済新聞 NIKKEIプラス1」の記事から、味覚障害についてご紹介します。

 

以下記事からの抜粋

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食べ物の「味がしない」「薄く感じる」など本来とは違う味の感じ方をする症状を味覚障害という。

欧米の調査ではコロナ感染症患者の7割~9割に見られという報告もある。

国内では年間約24万人が味覚障害で受診したと推測されており、悩む人も多い。

コロナだけでなく、貧血やドライマウス、肝障害、腎臓病、糖尿病、甲状腺疾患、顔面神経痛、脳梗塞、認知症なども味覚障害を引き起こす。

「味は舌の味細胞で感知し、神経を通して脳に伝わり認識される。そのどこかに異常が起こると味覚障害を起こす」

「味覚障害の多くは徐々に味の味覚が低下するため、自分では気づきにくいこともある。進行すると味を感じれれなく可能性もり、発症から時間が経つほど治りにくい傾向にある」

では、どのように予防すればいいのか。味覚障害の最大の原因が亜鉛不足だ。

「亜鉛はDNAの複製に不可欠なミネラルで、不足すると細胞分裂が正常に行われない。味細胞の新陳代謝が遅れることで味を感じる機能が低下する」

厚生労働省が定める食事摂取基準では、1日に男性は11mg、女性は8mgの摂取が推奨されている。

亜鉛の欠乏を防ぐには、カキやレバー、赤身の肉など、亜鉛を多く含む食品を食べる。

亜鉛の吸収が悪くなったり、体から排出してしまう量が増えたりすることも要因で、商品添加物の中には亜鉛と結合して吸収を阻害するものもあり注意が必要。

過度な運動も汗や尿から亜鉛の排泄量を増やすく、風邪も味覚障害を起こしやすく、風味を感じる臭覚も障害を受けることも多く、治るまでに1年以上かかることもある。

味覚障害になった場合、治療の柱は薬と心身の調整だ。

治療は総じて長期にわたる。亜鉛薬の治療だけでも3ヶ月、長い場合は1年以上服用を続ける。未然に防ぐことが何より大切だ。

 

nikkei

 

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いやはや、最近よく聞く「味覚障害」は、コロナ感染の専売特許かと思っていましたが、

医学から見ればそうでもない様です。

 

いずれにしても、大事なのは心身のバランス。

コロナ禍が始まって、早や1年。

自粛疲れという言葉もありますが、

コロナの実態もだんだん分かってきました。

1年前にも書きましたが「正しく恐れる」気持ちで、

コロナ禍収束に向け、共に頑張りましょう!!


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