富山市の紅葉は、今年も綺麗です!そして、私には「第三の男」のシーズンです。

2020.11.08

社長の小池です。

 

昨日は暖かい立冬(11月7日)となりましたが、

仕事で富山市内を回りながら、紅葉が綺麗だったので、

車を止めて写真撮影となりました。

 

富山市五福公園(野球場の周りの木々が色づいていますが、一部で散りはじめていました。)

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けやき通り(けやきのトンネルですが、もう少し紅葉には時間がかかりそうです)

 

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護国神社前(富山で紅葉と言えば、護国神社前のイチョウ並木。)

 

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富山城址公園前(お城をバックに紅葉景色。雰囲気は良いですね)

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車を運転していると、紅葉に見とれる事があります。

危ない!危ない!

 

所で、紅葉が進むと、思い出す映画があります。

映画の名前は「第三の男」

(監督:キャロル・リード)

 

舞台は、第二次世界大戦後の、米英仏ソによる四分割統治下のオーストリアの首都ウィーン。

映画は、アントン・カラスが奏でるチターの音色で始まります。

(この弦楽器チターの奏でるテーマ曲が素晴らしいです。寂しげで、哀愁漂う音色が、この映画を暗示しています)

 

映画のストーリーは省きますが、

あの名優オーソン・ウェルズ(映画の中では、出番は少ないのですが、第三の男 ハリー役)

の代表作とも言われています。

 

そして、映画のエンドシーン

ウィーンの枯葉散る並木道。

 

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遠くからアンナ(犯罪者:第三の男=ハリーを愛する女性)が遠くから歩いてきます。

手前には、アンナに恋をする米国人の作家ホリー(犯罪者:第三の男=ハリーを最後は射殺)が待っています。

しかし、アンナはホリーに一瞥もせずに去っていきます。

このシーンが、良いんです!!!!

そして、バックには鳴り響くチターの音色!!!

 

ウィーンの街をバックに、平和な時代であれば交差することもなかった戦争で影を背負った男女が繰り広げるサスペンス映画の余韻が残るエンドシーンです。

 

 

 

尚、最後の並木道の紅葉は、白黒映画で良く分からんのですが、私は勝手に黄色が映えるイチョウ並木と思っています。

(もしかしたら、プラタナスかなああ?)

 

それで、特に護国神社前の紅葉したイチョウ並木を通ると、

頭の中にはアントン・カラスのチターの音色が条件反射のように流れ出します。

(ワ~ 音楽が止まりません! この時期の、私のテーマソング!)

 

映画って、不思議ですね。

 

尚、私は、第2次世界大戦の混乱期を題材にした映画が好きで、

洋画なら「第三の男」

邦画なら黒澤明監督の「野良犬」

が、押しです。

皆さん、如何ですか?


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