ジョン・レノン 没後40年

2020.11.28

社長の小池です。

 

先日、テレビを何気なくつけたら、

現在東京で開催されている

「ダブルファンタジー  ジョン アンド ヨーコ」に絡めて、

ジョン・レノンの半生を追ったドキュメンタリー番組を放送していました。

 

約2時間ほどの番組(途中から視聴)と思いますが、

大変興味深く拝見させて頂きました。

 

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このブログを見ていらっしゃる方々の多くは、

「ビートルズ」というバンド名や

メンバーの「ジョン・レノン」というミュージシャンを、

ご存知の方は多いかと思います。

 

ただ、彼が生きていれば今80歳。

彼が暗殺されて40年という歳月を思えば、

ビートルズを同年代で聞いた人で60歳後半から上の年代、

ジョンレノンのソロ活動を現実に知っている人で50歳代なかばから上の年代

と思われます。

 

ある意味、モーツアルトやベートーベンと同じとは言いませんが、

若い人にとっては歴史上の音楽家という事かも知れませんね。

 

私は、40年前に彼が暗殺された1980年12月8日の日を鮮烈に覚えています。

 

当時、私は兵庫県神戸市の会社に勤務していて、

毎日、阪神電車で大阪に営業に通っていました。

帰りの電車を乗ろとして 阪神梅田駅の地下通路を歩いていると、

駅のスタンドの新聞紙ボックスの「夕刊フジ」のトップに、

「ジョン・レノン暗殺」の記事が載っていて、

立ち尽くしてしまいました。

悲しくて涙が出るというより、雷が体を突き抜けた感じでした。

 

兎に角、我々の年代にとって「ビートルズおよびメンバー」は、

生き方・ファッション・音楽

全てにおいて影響を受けた別格の存在であった事は間違い有りません。

(決して私はビートルズマニアではありませんが、影響は今でも受けているように思います。)

 

私が中学生の頃、音楽雑誌からビートルズ新曲録音のニュースを読むと、

1日でも早く新曲を聞きたいと、

夜遅くまで勉強しているふりをして

深夜放送を聴きまくったものです。

運よく聞けた時は、興奮して眠気もどこへやら!!

(AM放送で、雑音の中から新曲を聞いて大満足)

当時の北日本放送と東京の放送局では、

新曲のオンエアに相当の時間差があったように記憶しています。

(レコード発売は、更に先。待てない!待てない!)

今のネット時代では、想像もできないアナログ時代でした。

 

考えてみれば、私がビートルズを聴き始めた頃は、音楽はレコード盤。

ステレオ対応で、右と左と別々の音が出るなんてビックリ。

ラジオもAM放送が主流でしたが、音質が良いFM放送が始まった頃。

(「FMファン」って雑誌、あったなあ!)

その後、レコードがテープに代わり

(テープもオープンリールという大きなテープとカセットテープがあり、

FMファンで音質問題がテーマになっていました。)

そして、CDが生まれました。

CDが生まれた頃、真剣にレコードとCDどっちが音質が良いかと、

お酒を飲みながら青臭く語り合った記憶があります。

 

私は、ソニーのウオークマンを持って音楽を聴く習慣は有りませんでしたが、

(富山の車社会では、社会人には必要なかった機器と思いますが)

アップルのiPodが出たときは、

Wi-Fi環境なるものもよくわかりませんでしたが、

新しいもの欲しさで買ってしまいました。

今ほど便利でもなかったけど、娘の友達に

「時代の最先端をいく おしゃれな叔父さん」

を気取って、iPodを見せた記憶があります。

 

そして、今では携帯電話で音楽聴き放題。

きっとジョン・レノンもびっくりでしょうね。

 

ただ、どんなに時代が変わっても、ビートルズは大事な音楽。

私の携帯電話の中にも、当然ビートルズが入っています。

初期の頃の曲も良いし、解散前の頃の曲も良い。

聞けば、青春が甦ります。

 

所で、ジョン・レノンですが、

彼がビートルズを辞めた時、

「今まで檻の中の見せ物であったのが、

一人の人間になる事ができた。

そして、私を自由にしてくれた女性こそ、オノヨーコ」

という言葉を聞き、オノヨーコを快く思っていなかったのに、

不思議に納得した記憶があります。

ジョン・レノンが歌う「イマジン」が、

テロなどが発生するたびに

全世界の平和を求める共通語として、

人々に歌われています。

(私ぐらいでも理解できる英語で、シンプルだけど美しい)

又、ジョン・レノンは元祖「イクメン」とも言われます。

(一時期、音楽活動から遠ざかり、子育てに専念。

その後、活動を開始し「ダブルファンタジー」というレコードを発売直後に暗殺。)

 

等々、

私にとってはメモリアルなジョン・レノンの命日12月8日ですが、

今年は没後40年という節目の年であり、

例年以上にいろんな事を思い、

いろんな事を思い出してしまいました。

 


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