「いくめん白書」なるものがありました。

2020.11.14

社長の小池です。

 

先日、「いくめん白書 2020」なるものをネットで発見。

面白かったので、ご紹介させて頂きます。

 

この調査を実施したのは、「積水ハウス」

(住宅業界のトップブランドで、ご存知の方も多いかと思います)

調査概要

実施時期:2020年7月14日~2020年7月22日

調査方法:インターネット調査

調査対象:全国の小学生以下の子供がいる20代~50代の男女9,400人

 

「イクメン力」の調査基準

1.配偶者の評価(①夫が行っている家事・育児の数 ②夫をイクメンと思うか)

2.夫の育児の取得日数

3.夫の家事・育児を行う時間(配偶者の申告)

4.夫本人の家事・育児に参加しての幸せ感

(5項目4指標を数値化市47都道府県にランキング。1位:47点。47位:1点を付与し、

各項目を足し上げることで、都道府県別のイクメン力を算出)

 

「イクメン力」全国ランキング

ベストテンは下記の通りです。

順位 県名 総合得点
1位 佐賀県 205
2位 熊本県 192
3位 福岡県 191
4位 福井県 177
5位 長野県 176
6位 宮崎県 162
7位 新潟県 160
7位 鳥取県 160
9位 沖縄県 159
10位 北海道 158

どちらかと言えば保守的なイメージがある九州男児ですが、

トップ3は、九州の「佐賀県」・「熊本県」・「福岡県」

がランクインしています。

 

我が富山県というと

順位 県名 総合得点
14位 富山県 141

となります。

因みに、2019年度は

順位 県名 総合得点
38位 富山県 82

となっており、2020年は改善が見られます。

 

ワースト5は下記の通りです。

順位 県名 総合得点
43位 香川県 73
44位 大阪府 68
45位 山口県 66
46位 奈良県 56
47位 群馬県 30

 

イクメン力調査基準の個別項目をみると、

3.夫の家事・育児を行う時間(配偶者の申告)

の項目でで、富山県がべスト3にランクインとなりました。

順位 県名 総合得点
1位 東京都 9.4
2位 富山県 7.7
3位 福島県 7.6
全国平均 4.1
2019年全国平均 2.4

 

 

育休取得の実態

 

男性の育休取得率ですが、

前年に比べ9.6% から 12.8%にアップ。

取得日数も1週間未満が60.6%と最も多いものの、1ヶ月以上取得した人も18.1%にのぼっています。

取得した育休満足度を聞くと、81.8%が「満足した」と答ええています。

 

一方で、育休を取らない理由として、

職場で育休制度が整備されてない   36.0%

職場が取得しにくい雰囲気      27.9%

職場で迷惑をかけてしまう      25.8%

があげられ、職場環境が大きいようです。

 

働いている男女6,882人に家事・育児時間を聞くと、

男性 女性
平日 1.46時間 5.14時間
休日 3.41時間 8.16時間

となり、まだまだ女性の負担が多いようです。

 

又、家事や育児に幸せを感じる夫は、家事・育児のスキル(能力)が高くなる傾向があります。

家事のスキルあり
家事で幸せを感じる層 57.6%
家事で幸せを感じない層 26.9%
育児のスキルあり
育児で幸せを感じる層 58.7%
育児で幸せを感じない層 23.3%

 

更に、育休と仕事面への意識の変化を聞くと、

家事・育児に幸せを感じる夫
仕事生産性向上に役立つ 64.0%
会社への愛着が増した 40.4%

となり、仕事面でも良い傾向がある様です。

 

 

少子化が叫ばれています。

 

国制度の見直しも当然ながら、会社の制度、そして男女間の意識も問題もある様に、

この白書を見て思いました。

 

又、家づくりのおいても、家事や子育てが大きな検討課題になっています。

当社では、多くのお客様と子育て・家事楽プランを検討しております。

 

何なりと、ご相談いただければ幸いです。

 

 


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