諺(ことわざ)いろいろ

2021.10.03

「ことわざ)というのは世界各国にそれぞれの言い伝えがあり、古いものは奈良時代以前からのものあるそうです。

先日、お客様と打合せ中に私が『紺屋の白袴で、なかなか自分のことは出来ません』と言うと一応、相槌を打って頂いたのですが『何?』って表情をされたので意味を説明したところ『初めて聞きましたけど勉強になりました』と納得されていました。やはり今の若い人はなかなか「ことわざ」に触れる機会はないんですよね。

・急がば回れ。 ・猿も木から落ちる。 ・馬の耳に念仏。 ・弘法も筆の誤り。 ・犬も歩けば棒に当たる。 ・早起きは三文の得。 ・虎穴に入らずんば虎児を得ず。などなど……。 まだまだたくさんありますが、どれもが日常生活においても行動の指針になるものばかりですね。

たくさんある中で、「安物買いの銭失い」ってことわざがありますが、先日礼服を着る行事があり、もう長い間使ってる礼服を着て参加してきました。 この礼服、よくよく考えるともう40年以上使っている礼服ですが、いまだにしっかりしている代物です。最近はおなか周りがかなりきついですが  ^^;

一度、新しいものに買い替えようと思い洋服屋さんに行って店頭に並んでいる礼服を羽織ってみたのですが、手触りと言い、適度な重量感、しっとり感と言い、やはり違いすぎるので買うのをやめました。

実はこの礼服、今は亡き母が買ってくれたのですが、その時母が『礼服は一生ものだからちゃんとしたものでなきゃダメ」と言ってたことを思いだします。あとから東京の有名デパートに注文して買ったと聞いてびっくりしました。私の家は普通のサラリーマンの家でしたし。私も新聞配達などのアルバイトをしてましたから、けっして裕福な家ではありませんでしたが、やはり大事なものはそれなりのお金を出して、ちゃんとしたものを買わなきゃダメってことを母は教えたかったのだと思います。このことは長い間、「命」と「安全」そして「快適性」を守る住宅にも言えること思います。

営業部 松浦

 


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