改正建築物省エネ法説明会(富山テクノホール)

2019.12.13
  • 富山市内の平野部でも初雪が降りましたね

    皆さんタイヤ交換はお済みですか?

    設計部 宇多です



    先日、富山テクノホールで開催された

    『改正建築物省エネ法説明会』に行ってきました
  • 2015年にパリで開かれた温室効果ガス削減に関する国際的な取決めを話合う

    「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意された

    所謂「パリ協定」を受け、日本は2030年までにCO2を26.0%減らす目標を掲げています

    その中でも住宅・建築物分野で40%削減を目標としています



    そんな中2020年より「全ての住宅が省エネ基準適合義務化」となる予定でしたが

    ・中小工務店業界全体(設計事務所を含む)としての現行の基準適合率や習熟度の低さ

    ・住宅事業者の取り組み安さへの準備不足

    ・省エネ基準の合理化、手続きの簡素化などの負担軽減の措置の未整備

    等の現実的な課題や予想される混乱等の理由により延期となりました



    その代わり打ち出されたのが「省エネ性能に係る説明義務制度」です

    これは省エネ基準の適合は努力義務とし

    小規模住宅・建築物(300㎡未満の住宅・建築物を対象とする予定)の

    新築・増築・改築に係る設計の際、お客様に

    ・省エネ基準への適否

    ・省エネ基準に適合しない場合は、省エネ性能確保の為の措置

    を書面で説明することを義務付けるそうです(2021年4月施行予定)



    2020年より省エネ基準適合義務化はもう何年も前から言われていたことですが

    現在でも外皮計算、一次エネルギー計算ができる工務店・建築士は50%程度とのことでした



    当社では2018年度から全棟、

    BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)評価の取得を行っており

    省エネ基準適合はもちろん、ZEH仕様を標準としております



    先日のテレビで日本は温暖化対策に消極的な国として『化石賞』なる

    不名誉な賞を受賞と報じられていました


    未来の子供たちの為にも(子供いませんがww。その前に結婚もしていませんがwww)

    地球温暖化にストップをかけなければいけませんね

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