創業20周年のお祝いと「不易流行」の20年!

2023.05.19

社長の小池です。

 

当社、今年で創業20周年の節目の年を迎える事となりました。

 

当社は、平成15年4月に高岡市赤祖父で事業を開始し、平成18年12月に現在の富山市黒瀬北町の方に本社を移転し、現在に至っています。

改めてこの20年を振り返り、多くのお客様に支えらえた20年であったと、このブログを通して御礼申し上げる次第です。

本当に有難う御座いました。

そして、会社には多くのメーカー・仕入れ業者の皆様からお祝いの胡蝶蘭を頂き、社員一同感動しております。

 

 

思えば、この20年は「不易流行」の20年であったように思います。

不易流行とは、

「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこと」

(三省堂 新明解四字熟語辞より)

 

例えば、20年前に会社を始めた時の住宅性能の基準は、建築基準法は当然ながら「住宅性能表示制度」をベースにしていました。

 

その後、住宅性能表示の4項目に特化した「長期優良住宅」制度生まれ、当社では長期優良住宅を標準仕様としました。

 

建築基準法をベースにした国土交通省主導型の「住宅性能表示」に対して、エネルギー問題が表面化する中で経済産業省主導型の「ゼロエネルギー住宅」(ZEH)の必要性も国の方で検討されてきました。

この流れを受けて、我社では、住宅の性能を担保するするため

・「長期優良住宅」

・「ZEH」

・「JWOOD」(管理された再生可能なLVL木材資源)

を標準仕様としました。

 

そして、昨年の10月の「長期優良住宅」の変更で

耐震性省省を、「等級2」から「等級3(最高等級)」に強化。

断熱・省エネ性能も、UA値を0.6以下、1次エネルギー消費量を20%以上削減したZEH基準の省エネ住宅を標準化してきました。

 

住宅の性能に対する「不易流行」は、

いつまでも変化しない本質的なもの = 住宅性能表示をはじめとする国が定める先進的住宅性能基準

新しく変化を重ねていくもの = 厳しくなる国の住宅性能指針にいち早く対応し、標準化する技術

といえます。

 

住宅の性能以外にも、「営業手法」・「デザイン」・「現場管理」 全てにおいて「不易流行」的手法を進めてきた20年でした。

 

創業20年と言えば、人間でいえば「成人式」です。

学生時代に蓄えた知識を実際の社会で生かし始める大人の年代。

 

我社も、今迄の知見や経験ををいかして、これからも、お客様やメーカー&業者さんのご指導ご鞭撻を頂きながら、次の創業30年・40年に向かって精進いたします。

どうぞ、これからも宜しくお願い申し上げます。


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