リノベーション工事 解体~基礎編

2018.07.07
  • リノベーション工事
    こんにちは。リフォーム部老川です。
    雨がひどくて、大変です。
    神通川も庄川も水量がすごい事になっていますね。
    川や用水等には近づかないようにしましょう。危険です!

    今回は、リノベーション工事を施工させて頂いたお宅を紹介させて頂きます。
    before→afterではなく、順番にご紹介させて頂きます。

    既存の間取りが南側に水廻りがあり、北側にリビングでした。
    せっかくの南側なので、ご提案をまるっきり逆の南側にリビング、北側に水廻りの間取りで
    させて頂きました。
    解体工事は構造体のみ残しました。


  • 写真は解体後の写真です。
    既存の構造体は、築50~60年と聞いていたのですが、
    とてもしっかりしています。
    ただ、耐震性能は現行の基準を満たしてはいません。
  • 床も全て撤去したところ、
    防湿シート(湿気があがらないようにするもの)は無しでした。
    現在の新築は、防湿シート + 土間コンクリートが主流です。
    床下の地面からの湿気を防ぐ役割と、将来メンテナンス時に床にもぐりやすいという利点があります。
    このお宅は束もしっかりしていました。
    古い家屋になると、束石が丸石だったりしている場合もあります。
  • まず、防湿シートを敷き詰めました。
    これで地面からの湿気は防げます。
    今回は、防湿シート施工をしましたが、土間コンクリートを打設を希望されるお客様も
    いらっしゃいます。
    その時は解体後にポンプ車で土間を打設します。
  • 続いて基礎ですが、束で持たしている箇所が多く、耐震性が弱いです。
    なので、補強が必要な箇所に基礎を設置します。

    リノベーション工事の場合、解体をしてみると、
    現行の耐震基準を満たしていない基礎が多くみられます。
    なので、ほとんどの場合、基礎補強工事が必要となってきます。
  • 今回は、解体~基礎までを紹介させて頂きました。
    次回からも順番に紹介していきます。

    築50年の家屋でもリノベーションすれば、新築時以上の性能を持つ家屋へと
    生まれ変わります。
    耐震性能、断熱性能を現行基準にする事により、安心できる住宅、
    夏涼冬暖、光熱費も安くなります。
    リノベーションでお住まいを快適にされませんか?

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