012:長期優良住宅の必要性 ―長く住むことができる優良な住宅―

2016.08.01

長期優良住宅で建てる家が、これからのスタンダードモデル

住宅性能表示はお客様が住宅の性能を選ぶことができる制度ですが、
国が住宅性能表示から4項目(①構造の安定 ②劣化の軽減 ③維持管理 ④温熱環境)を選び、
「これらのスペックをクリアした住宅は、長く住むことができる優良な住宅」として認定したのが
「長期優良住宅」制度です。

これは、まさに住宅性能表示が受け身から攻めになった瞬間ともいえます。
それまでは、住宅性能表示という「モノサシ」があっただけでしたが、
「長期優良住宅」は国が意図を持ってその「モノサシ」で住宅を計ったと言えます。

もっと言えば、住宅性能表示の等級は施主が決めることができる制度ではありますが、
初めて家を建てる人には それはとても難しい事です。

長期優良住宅は住宅のプロである国の指導で決めた「優良住宅」と言えます。

今後、エネルギー問題からさらなる省エネ住宅促進の政策を展開することが予想されますが、
どのようなスペックになるにしても「住宅性能表」という「モノサシ」で内容を決めることは
間違いなく、さらに省エネが「住宅性能表示」の追加項目になることも十分に予想されます。

いずれにせよ、「長期優良住宅」は国が考えるスタンダードモデルになり、
数年先には「選択」から「必須」になると予想されます。となれば、今建てる住宅が、
「長期優良住宅」でなければ、数年先に廃盤になることがわかっている車を買うようなもの・・・と
いう事になります。

一生に一度の買い物なのに、廃盤になるとわかっているものを選びますか?

長期優良住宅は、国にとってもハウス・ラボにとっても
スタンダードモデル

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