001:世の中の流れ ―3・11で世界は変わった―

2016.04.25
3・11で世界は変わった

2011年3月11日の「東北地方太平洋沖地震」は地震災害もさることながら、その津波被害の大きさから改めて自然の破壊力の大きさを知ることとなりました。

一方、この震災以上に日本という国に衝撃を与えたのが、福島の原子力発電事故です。この事故は、原子力発電所の事故への対処の問題と、日本のエネルギー政策への問題提起という二つの意味を持ちます。日本の生活や産業の有り様を一から問い直されているように思われます。

我々は国の政策を直接決めることはできません。しかし、これから数十年先、今のエネルギー政策が続くとは誰も思っていません。だからと言って、明日すぐにシステムが変えられない事も分かっています。

日々の生活も経済活動も全て現状の延長線にあり、現状を否定するだけでは短絡過ぎるという事を認識することが何より大切です。

この様な中、我々は家づくりに携わる者として、どのような家づくりをお客様に提案すればいいのか、大変悩みました。10年後のエネルギー事情など予想は出来ないと言えばいいのでしょうが、これから家を建てようと思われている客様に、それではあまりのも無責任というものです。

ハウス・ラボは、こんな時だからこそ、
家づくりをもう一度考え直しました!!

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