こんにちは。
ホームアドバイザーの大西です。
街中のイルミネーションが華やぐ季節、富山もいよいよ本格的な冬の到来ですね。

先日、子育て世代の30代ご夫婦から「階段のない平屋で、家族の時間を大切にしたい」というご相談をいただきました。
世代を問わず、平屋への注目度が年々高まっているのを感じます。
しかし、富山市で平屋を建てるには、独自の気候対策が欠かせないことをご存知ですか？
今回は、弊社の得意とする「平屋」をテーマに、富山市で失敗しない快適リビングの作り方を、ZEH（ゼッチ＝ゼロエネルギー住宅）仕様の施工事例とともにご紹介します。

富山の冬は、「鉛色の空」に代表される湿った重い雪、そして夏はフェーン現象による40℃近い猛暑と、住宅にとっては非常に過酷な環境です。
特に平屋は、すべての居住空間が地面と屋根に近いため、外気の影響を受けやすいという特徴があります。
富山市で注文住宅をご検討中なら、単なる平屋ではなく、高い断熱性能を持つ「ZEH」基準をクリアすることが、夏涼しく冬暖かいお住まいを実現する近道となります。

冬の日照時間が短い富山では、太陽の光は非常に貴重です。
しかし、平屋は「外からの視線が気になる」「建物の奥まで光が届かない」という悩みがつきもの。
特にリビングは長時間を過ごす空間であり、快適なリビングのために重要になるのが、光の通り道である「開口部（窓）」の設計です。

この事例では、リビングの窓のサイズをあえて絞り、外部からの視線を遮りつつ、隣接する和室の格子戸から柔らかな間接光を取り込んでいます。 ZEH住宅は窓の断熱性能が非常に高いため、大きな窓を設けても暖気が逃げにくく、快適な室温を保てることがメリットのひとつです。富山市の厳しい冬でも、暖かさを保ちながら明るい空間を作ることができます。

富山は全国的にも共働き世帯が多く、雨や雪の日でも安心して干せる室内物干しスペースが不可欠です。
平屋でよくある失敗が「リビングに洗濯物が溢れて生活感が出てしまう」ことですが、これを防ぐのが、洗濯動線を1か所に集約した「ランドリールーム」です。

こちらの事例では、キッチン脇にランドリールームを設け、最短の「家事ラク動線」を実現しました。キッチンとのアクセスも抜群で、料理の合間に洗濯をスムーズにこなせます。
ランドリールームに機能を集約させることで、洗濯機から「干す・畳む・収納する」の動作をわずか数歩で完結できます。さらにパワフルな衣類乾燥機「乾太くん」を完備しているため、忙しいご家庭でも、夜のうちに洗濯をすべて済ませることができます。
リビングが常に片付くことで、急な来客にも慌てない「ゆとり」が生まれますね。

「平屋は1階しかないから底冷えしそう」と心配される方も多いですが、ハウスラボの家はその心配がありません。ZEH水準の高断熱設計で外部の冷気をしっかり遮断し、さらに床暖房を組み合わせることで、家全体がムラなく暖かい理想の室内環境を実現しています。

こちらは、LDKを一直線に配置し、キッチンからLDK全体が見渡せる空間です。
ZEH基準の高い気密・断熱性能があるからこそ、これだけ開放的な空間でもエアコン1台で冬場も快適に過ごせます。
壁には調湿・消臭効果のある「エコカラット」を採用し、ペットと一緒に暮らすご家庭でも空気の質にこだわった快適なくらしを実現しています。

富山市で理想の平屋を実現するためには、地域の気候を熟知した設計と、ZEHに代表される高い住宅性能が不可欠です。性能に妥協しないことで、将来の光熱費を抑えつつ、家族が健康に暮らせる住まいになります。
「わが家も平屋にできる？」「ZEHって実際どのくらいお得なの？」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、私たちのモデルハウスでその暖かさを体感してみてください。

今年も残すところあと1週間！皆さま元気に年末を迎えましょう！