浴室の清掃方法  その2

2025.09.13

社長の小池です。

 

9月も暑い日が続きますが、雨の日も最近は多く一雨ごとに秋を感じる朝晩の気候となってきました。

 

引き続き、浴室の清掃のお話です。

今回も一般財団法人 住宅金融普及協会から頂いたメールを参考にしています。

 

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(4)壁やドアの掃除

  1. 浴室用洗剤をかけてスポンジで汚れを落とします。汚れの少ない上から下に向かって汚れを落とすとよいです。細かい部分はブラシで汚れを落とします。
    お風呂の壁には、頭や体を洗った石鹸やシャンプーがついています。
    立ち上がったときに「腰より下」にある壁は念入りに掃除しましょう。
  2. ゴムパッキンやドアノブ、蝶番などの細かい部分はブラシで汚れを落とします。
  3. シャワーで上からすすぎます。
  4. 一週間に一回程度掃除しましょう。

(5)浴槽のフタの掃除

  1. 浴室用洗剤をかけてスポンジでデコボコの出っ張っている部分の汚れを落とします。
  2. フタの引っ込んだ部分はブラシで汚れを落とします。仕上げにシャワーですすぎます。
  3. 一週間に一回程度掃除しましょう。

    ※シャワーであらかじめ濡らしておくと洗剤の伸びがよくなります。 浴槽のフタはジャバラ状でデコボコしていることが多いので、そのすき間に汚れが入り込んでカビができることがあります。洗ったあとはしっかり乾燥させましょう。黒カビができてしまった場合は、カビ取り剤で落としましょう。

(6)鏡の掃除

  1. 浴室用洗剤をつけてスポンジで汚れを落とします。
  2. 水垢が目立ってきたら次の方法をためしてみましょう。
    • 洗面器に、水200mlに対してクエン酸小さじ1の割合で混ぜたクエン酸水をつくり、その洗面器にキッチンペーパーを数枚浸し、しっかり染み込ませます。
    • 浸したキッチンペーパーを洗面器から取り出し、鏡を覆うように貼り付け、キッチンペーパーの上からさらにラップもかぶせ、30分~2時間ほど放置します。
    • その後、キッチンペーパーとラップを剥がし、スポンジで水垢を落とします。
    • 仕上げにシャワーですすぎ、水垢が落ちているか確認します。
  3. 一週間に一回程度掃除しましょう。

    ※入浴後は体を拭いたあとのバスタオルで鏡も拭くと、水分が少なくなって水垢ができにくくなります。

(7)イスや洗面器の掃除

お風呂に置いてあるイスや洗面器、子供のおもちゃなどの小物には、皮脂や水垢などの汚れが混ざってついています。1つずつ掃除すると時間がかかって面倒なので、まずは次の方法を試してみましょう。

  1. 入浴剤を使っていない浴槽の残り湯に重曹を入れ、しっかり混ぜて溶かします。一般的なファミリータイプの浴槽なら270gくらいが目安です。
  2. 浴槽いっぱいの重曹水に椅子などの小物類をすべて沈めます。
  3. 半日ほどつけて、すべて引き上げて、シャワーでよくすすぎます。
  4. シャワーだけでは落ちない汚れは、スポンジで汚れを落とします。
  5. 一週間に一回程度掃除しましょう。

    ※重曹で落ちきらない白い汚れは「水垢」。鏡の掃除と同じようにクエン酸水でパックし、ゆるんだところをスポンジでこすれば落とせます。

(8)追い炊き配管の掃除

追い炊き配管は、内部の配管部分が汚れているので、追い炊き配管用洗浄剤を用いて剥がし取る必要があります。ここでは、一般的な掃除方法を紹介しますが、洗浄剤の使用にあたっては取扱説明書を確認してください。

  1. 残り湯を少し減らし、浴槽内の穴より約5cm上まで水がある状態で、追い炊き用洗浄剤を全量入れます。
  2. 2~3分追い焚きをして追い炊き配管用洗浄剤が配管内部まで行きわたるようにし、10分ほど放置します。
  3. 放置したあとに一度浴槽の栓を抜いてお湯をすべて捨てます。
  4. 配管をすすぐための水をためます。追い焚きをするので、お湯ではなくシャワーなどの冷たい水を使用することをお勧めします。
  5. 穴の5cm上まで水をためたら5分ほど追い焚きし、その後にお湯を捨てます。
  6. 追い炊き配管のフィルター(浴槽についている丸いパーツ)は出てきた汚れがつまっている可能性がありますので、汚れていないか確認します。
  7. 1~2か月に一回程度掃除しましょう。

(9)シャワーヘッド

シャワーのヘッド部分は、洗剤を洗い流すときについた泡などにより、石鹸カスや水垢がつきます。クエン酸を使った掃除方法があります。
  1. 洗面器にお湯を張り、そこに大さじ1杯のクエン酸を溶かしてクエン酸水をつくります。
  2. クエン酸水にシャワーヘッドを入れ、シャワーヘッドの吹き出し口を完全に浸し、1時間ほど放置します。
  3. やわらかくなった汚れを歯ブラシやスポンジで落とします。最後にシャワーヘッドから水を出して、クエン酸水や汚れを洗い流します。
  4. 汚れがうまく取れない場合は、クエン酸水に浸してスポンジで汚れを落とすことを何度か繰り返しまします。
  5. 1~2か月に一回程度掃除しましょう。

(10)天井

  1. ペーパーモップにキッチンペーパーを2~3枚重ねて巻きます。マイクロファイバークロスやいらない雑巾なども使うことができます。
  2. 巻き付けたペーパーモップや雑巾に、アルコール除菌スプレーをしっとり湿るくらいまで吹きつけます。
  3. ペーパーモップを上に向けてふきとります。
  4. 1~2か月に一回程度掃除しましょう。

    ※黒カビなどがついている場合、カビ取り剤を使い、使用後は水拭きと乾拭きでカビ取り剤が残らないように注意しましょう。

(11)浴室換気扇

  1. まずは換気扇を掃除するために電源をオフにします。
  2. 換気扇のフィルターを取り外します。
  3. 掃除機が使える場所にフィルターをはこび、ついているホコリなどの汚れを吸い取り、もとに戻します。
  4. カバーの表面にたまったホコリは、濡らして固く絞った雑巾で落とします。
  5. 1~2か月に一回程度掃除しましょう。

    ※フィルターに汚れがつまってかなり黒ずんでいる場合は、掃除機でおおまかなゴミを吸い取ったあとに、ブラシを使ってこすり洗いするとキレイになります。

(12)「エプロン」の掃除

浴槽の洗い場側の側面についているカバー「エプロン」を外すと、なかには黒カビが発生していことがあります。
  1. 取扱説明書にしたがってエプロンを外します。上に持ち上げながら手前に引っ張るタイプが多いようです。
  2. 立てて置くと倒れて危険なので、裏面を上にして浴室内に寝かせて置きます。
  3. 汚れているのでカビ取り剤をまんべんなくスプレーし、数分待ってお湯で流します。
  4. カビ取り剤で取り切れなかった汚れを歯ブラシでこすり落とします。
  5. よく乾かしたあと、エプロンを元にもどします。
  6. 年に一回程度掃除します。

    ※メーカーによっては、エプロン等が固定されていて外すことができない場合があります。取扱説明書を確認してください。

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お風呂の掃除。

年末の大掃除に一年分をまとめてお風呂の掃除の方が多いと思いますが、これらのお風呂の掃除を一回にまとめてするには大変かと思います。

家の中で一番湿気が多くカビの生えやすい所です。

気持ちよく毎日お風呂に入るためには、努力も必要なようですね。

 

お風呂のメーカーも様々なカビに強い商品も作っています。

是非、ご相談頂ければ幸いです。

 


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