地震とお客様の声

2024.01.08

社長の小池です。

 

1日の令和6年能登半島地震が起きて、早や1週間が過ぎようとしています。

輪島市・珠洲市・七尾市の能登半島北部の惨状を見ると、同じ震災を経験した私として大変心が痛みます。

富山県でも、6日13時現在「人的被害:重症3名、軽症38名 住宅被害:全壊16件、半壊22件、一部損傷315件、程度不明252件」と発表されています。

この数字に表れない様々な損害もあるかと思います。

当社も事務所のクロス切が発生していますし、お客様で燈篭が倒れたとおっしゃっていた方もおられました。

まだまだ余震も続いていますが、早く揺れが収まり破損した住宅の対策が打てるようになることを祈るだけです。

 

ここ数日、OB顧客とお話をする事がありました。

特に、当社のHaco*2(地震対策標準仕様:耐震等級Ⅲ + 制震ダンパー)を選ばれた客様の声には救われました。。

立山町1様

「地面は揺れたけど、建物は全然揺れませんでした。耐震&制震を見直しました。」

富山市N様

「当日は、外出してましたが家に帰っても何も変わったと所はありませんでした。」

富山市S様

「当日は外出していました。建てたばかりの家がどうなっているか心配でしたが、帰ってみると家具の引き出しが1ヶ所出てただけ。その後の余震も気になりません。」

 

只、地盤調査では全く問題の住宅でも、クロスの切れが発生したケースもあります。又、氷見や高岡で液状化現象が発生して住宅が傾いたケースも有ります。

住宅の建ってる場所の地層や地殻で様々な現象が出てくるようで、一律に「震度5強」では被害は語れないようです。

 

不測の事態を避ける完璧な対策は無いかもしれませんが、今回の地震で今一番問題になっているのは建物の倒壊による圧死です。

お客様の声を聞きながら『地震対策として、圧死を避け建物の被害を最大限に低下させる「耐震&制震」は価値はあり』が確認されました。

住宅を建築する者として、富山県ではあまり重視されてなかった倒壊対策の必要性を改めて思った次第です。


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