工事の流れ:①地盤編 2.地盤調査と保険

2019.06.04
  • 地盤調査の方法
    地盤調査の方法 地盤調査の方法
    建設省告示では、地盤の長期許容応力度に応じた基礎の仕様が規定されています。

    先ず、調査地の地盤の長期許容応力度を求め、それにより当該地における適用可能な基礎の仕様を確認します。

    当社が採用する地盤調査会社は、スウェーデン式サウンディング(SWS試験)とスクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)を併用して地盤調査をしています。

    SWS試験は、許容応力度を調べる検査で建物配置予定地のスミ部の調査を行います。

    更に、建物配置予定地の中心部でSDS試験を実施します。
    SDS試験は、トルクなどのパラメータや地形条件、近隣ボーリングなどを参考に、土質(ローム・砂質土・粘性土・腐食土・盛土)の推定精度を高めています。
    SDS試験によって、ボーリング調査に匹敵する精度が可能となります。

    この検査によって
    ①間違った土質判断に基づいた過少設計による不同沈下等のリスク回避
    ②良質地盤で杭を打つといった過剰設計(補強工事)の提言
    が可能となります。
  • 地盤の保険
    当社の地盤調査によって、
    ・地盤の安全性を確認
    ・20年間の地盤の品質保証
    ・最大5,000万円までの不同沈下事故の対応
    の保証があります。
  • 液状化特約
    従来の保険では、液状化の事故に対しては免責となっていましたが、2019年4月からは、保険に液状化特約を付けることが可能となりました。
    通常の地盤調査に、施主様からの液状化調査の特約(有料)をつけることで、簡易液状化調査可能となりました。更に、液状化対策が必要となった場合には、液状化対策工事を実施することが可能です。

    (損害賠償の限度額500万。対象地震の震度5強以下。保障期間10年。品質基準:液状化によって場合に生じた5/1000以上の不同沈下)


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