024:これからの住宅とスマートハウス

2016.11.08

住宅コラム002003にも記載しましたが、これからの住宅はエネルギー問題に対し正面から取り組まなければなりません。これは、ほとんど国家プロジェクトです。

そうした中で、スマートハウス 及び スマートグリッドという考え方が提唱されています。

スマートハウスの一般的な概念は、IT技術を使って消費者のコントロールの下で家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅といえます。

もう少し、具体的なイメージで言えば、太陽光発電や蓄電池などのエネルギー機器、家電、住宅機器をコントロールしてエネルギーマネイジメントをすることで、二酸化炭素の排出を削減する省エネ住宅です。

さらに、ITを活用した制御装置で、電力の流れを供給側・需要側の双方から自動制御するスマートグリッド(次世代送電網)への取り組みが今後本格化することが予想されますが、スマートハウスはその最少単位と考えられます。

しかし現状は方向性が見えただけで、法律の整備や統一規格の策定などはまだ先のことです。しかしながら 原発問題に端を発したエネルギー不安は大きな社会問題であり、制度構築にむけたスピードは益々速くなると思われます。

スマートハウスに必要な前提条件は①省エネ ②創エネ ③エネルギーマネージメントの3点です。

これらの前提条件を具体的に満たした家つくりが今後求められことは間違いありません。

スマートハウスはこれからの住宅の未来です
ハウス・ラボもこの未来に向けて正面から取り組みます


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