地に足のついた太陽光発電の時代 到来

2023.02.10

社長の小池です。

 

昨年の12月3日に、北日本新聞の記事を参考に「電気料 大幅値上げの衝撃」という社長ブログをあげました。

そして今日、YAHOOニュースを見ていたら北海道新聞の記事で『「安いと聞きオール電化にしたのに」電気代高騰に十勝でも悲鳴、節約へ工夫』というのが出ていました。

記事の抜粋:

「10年ほど前に自宅を建てる際、光熱費が一番安いと勧められたオール電化にしたのに・・」帯広市内の自営業者の50代女性はため息をつく。1月の電気料金は夫婦2人暮らしで約8万円。昨年12月より3万円増えれた。

 

富山以上に天候の厳しい北海道では、エネルギー問題は深刻な事態と理解します。

この帯広の方の言われた通り、10年前はオール電化住宅が最も光熱費が安い住宅であった事は間違いありません、

その後の東北大震災を契機に原子力発電所が稼働を止めたり、昨年のロシアの「ウクライナ侵攻」などの影響で原油や天然ガスが高騰し、再エネ賦課金の上昇で現在の電気料金になるとは誰も予想できなかったといえます。

エネルギー問題の解決策は、様々な意見があることは承知していますが、10年後 20年後のエネルギー問題がどの様になっているか、正直誰も分からないと思います。

従って住宅のエネルギーは、オール電化が良いのか 又は ガスが良いのか、正解は無いように思います。(もしかして石油の時代の復活もあるかもしれません・・・)

 

しかしながら、どのような時代が来るとしても、12月3日のブログに書いたようにエネルギーコストのかからない断熱性能の良い家は絶対条件に思います。

そして、もう一つ検討すべき点が「エネルギーの地産地消」です。

現時点で、エネルギーの地産地消のキーワードは「太陽光発電」。

 

数年前、太陽光パネルで作った余剰電力の販売単価が高い時に、太陽光のブームがありました。

設置金額と売電金額を考えての損得勘定の太陽光発電投資ブームです。(悪質な訪問販売も社会問題となりました!)

余剰電力の売電単価が下がり、最近は投資目的の太陽光パネル販売はなくなりました。

 

又、最近メガソーラー開発が話題となっていますが、自然破壊をしてまでのメガソーラー設置については私は否定的です。

 

電気料金高騰の中、投資や自然破壊でなく、生活の質を落とす事なく、

①省エネで電気の使用料を減らす

②自宅で電気を作り、電気を買う量を減らす

ための太陽光発電こそ、最も生活防衛に適したライフスタイルではないでしょうか?

太陽光によるエネルギーの地産地消こそ「地に足のついた太陽光の時代」と思います。

 

そんな時代を捉え、今年当社では「太陽光&蓄電池」のモデル建設をスタートさせます。

どうぞ、お気軽にご相談いただければ幸いです。


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